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真面目に働きすぎなのかもしれない

自分は真面目に働きすぎなのかもしれない。例えば勤務時間が朝9時から夕方18時までだったとする。そういう場合、自分は昼休憩が絶対に1時間を超えないようにしがちだし、昼休み以外の9時から18時まではみっちりと働こうとする。休憩をあまりしない。

学生時代からその傾向はあって、宿題はあまりやらないほうだったが、授業中に寝たことはない。予備校生時代に深夜まで勉強しすぎてどうしても眠くて講義中寝るということはあったが、小中高は授業中寝るということはなかった。

要するに手を抜くのが苦手なのだろう。プログラミングの仕事は頭を結構使うので、朝から晩まで集中力は持たない。だからそれを埋め合わせするためにカフェインを取る。プログラマーがコーヒー好きなのは、要するにドーピングしているのである。

だが、その結果18時を回る頃にはヘトヘトになっている。カフェインは元気の前借りをしているだけで、元気が湧いて出てくるわけではない。使った分の支払いは後で必ずある。結果、夜はぐったりして何もやる気が起きない。勉強などにも身が入らない。

そういう生活を続けていた上に、仕事の量がこのところ膨大なのもあって肩こりがやばい感じになってきたのを期に、一度カフェインをやめてみた。すると肩こりはだいぶ改善してきた。しかし、同時に午前中の集中の質が悪くなった。午後はカフェインを使っていた頃は4時位になるとガス欠気味になっていたのだが、最近はそんなこともない。カフェインを取らないと、自分は午後からエンジンがかかってくるタイプなのだとわかった。

日中の時間帯にフルマックスで働いてないので(カフェインを取ってないので)最近は夜の時間にもまだ元気が残っている。だからこうして文章を書いたりできる。勉強もできる。結果として、コーヒーをガブガブ飲んでいた頃よりもトータルでは優秀なプログラマになれるのではないか。

真面目に働くことは良いことだ。だが働くことにばかりリソースを使うと、投資に割くべきリソースがなくなってしまう。健康やメンタルや勉強は投資対象の一種だ。対価を得るための労働は、短期的な資金獲得に過ぎない。真面目に働くことで機会損失をしてしまうのだ。

真面目に働かないことが大切だ。納期についてガミガミ言ってくる顧客は無視すればいい。自分の主人は自分だけだ。自分が死んだらゲームオーバーだ。逆説的だが、真面目に働かないことによって価値が生まれるのではないだろうか。もう真面目に働くのはやめる。

真面目に働くのはやめる!!!

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