自分には行動力がない。ここでいう行動力とはアクティブな人生を送っているかどうかみたいな意味で一般的に使われるような行動力とは微妙に違う。私がいいたい行動力とは、シミュレーションRPGなどでよく使われる概念の「行動力」だ。行動力がある限りシミュレーションRPGのユニットは行動を続けることができる。行動力が高いユニットは一ターンで二回行動できたりする。そのような意味での行動力が私にはない。
自分は一日8時間働くと行動力が枯渇する。8時間以上はかなり無理すれば働けるが、昨年はその生活を1年続けて死にかけた。行動力の前借りは絶対に返済の時期がやってくる。酷いと死亡という形で支払わされる。
行動力の前借りは良くない。だが、他人より多く行動しないと仕事の成果が得られないのも事実。行動力がある人は他人より多く行動できるので、8時間よりも多く働くことができる。10時間、12時間、14時間、、、そうして成功を手に入れるのだ。
行動力が尽きると、何も生産的なことはできない。ただ横になるか酒を飲むだけだ。全くの無だ。無があることによってしか行動力が回復しない。行動力を回復させるアイテムというものがゲームと違って存在しない。
以前は行動力があった。なぜあったのかはわからない。片道1時間以上も通勤に費やしながらも、帰ったら本を読みブログを書いていた。それが普通だった。何か目的があったわけでも無いのにそうした生活を続けていたのだから妙な話だ。
今はむしろ目標がある。仕事を成功させるという明確な目標がある。にも関わらず行動力が伴わない。MPと言い換えてもいい。MPが無い。MPの最大値が少ない。ソシャゲで言うスタミナが無いのだ。
一つには、仕事の内容も関係していると思う。現在の仕事はプログラミングだが、毎日の仕事の中で判断力を激しく消費している感じがする。ブログを毎日書いていた頃の仕事は判断力をそれほど要しなかった。だから行動力も消費しなかったのかもしれない。人間が一日に判断できる回数は決まっているという俗説もあるが、判断は実際に行動力を奪うと思う。
前にも似たようなことをこの日記に書いたかもしれないが、言葉を選ばずに言えば仕事は手を抜くべきだ。8時間であっても全力で取り組めば行動力は枯渇する。全力で仕事をするのは良くない。仕事はほどほどにやればいい。
仕事の時間は8時間では長すぎる。一日6時間が上限だ。そして週休は3日必要だ。週の労働時間は24時間が上限だ。そのくらいでいい。
週休3日、一日6時間労働を完全に実現するためにはハードワークが必要だ。ジレンマだ。
行動力を増やす薬がほしい。もしかしてそれが覚せい剤と言われているものなのかもしれない。人生は厳しい。
追記
いよいよ Netlify の CMS の調子が悪い。こんなテンプレート使うんじゃなかった。WordPressのほうがよっぽど良い。今はたまにRails製の自作ブログを作ろうと触っているが、すでに述べたとおり自分に行動力が無いので酒や睡眠に流されがちだ。行動力がほしい。何をするにも行動力か金が全てだ。